店舗内広告と商品RSS

WPP系のメディアバイイング会社、 Mediaedge:cia の調査によると、約1/3がスーパーでの店舗内広告が購買に影響を与えたという。棚での広告は25-44歳の層に効果的で、商品デモは上の層に効果的であるという。

おそらく今後、企業は商品単位でRSSを吐くことを余儀なくされる時代が来ると思う。

なぜなら、個別の商品に紐づいた情報は、再利用ニーズが高いから。

その一例が店舗内広告だと思う。

  • 店舗内での商品情報の検索
    • 個別の商品がICタグを持っていれば、ICタグリーダーつきのマルチメディア端末から、エンドユーザーが商品情報(RSS)をすばやく検索することができる。
  • POPからのRSS読み込み
    • 表示端末(液晶とか?)の低価格化が進めば、大手スーパーでは、POPを表示端末に代替して商品RSSの情報を表示する、みたいなことも実現できる。
  • 商品評価情報アグリゲーション
    • 新しい書店なんかでは検索端末があることが多いが、どうしても書誌情報という閉じた世界の情報しか出てこない。なぜ書評を出さないのか? 書評情報をRSSアグリゲーションしているサイトがあれば、そこから情報ひっぱることもできるはずだ。
    • このへんの情報仲介者(インフォミディアリ)的なプレーヤは、これまでkakaku.comとかアットコスメとか閉じた世界のものであったが、アグリゲータがこれに代替する日は遠くないのかもしれない。AmazonWebServiceとかは半分開いてるか。