アキレス腱断裂後のリハビリプログラムは病院によってだいぶ違うようだ。

アキレス腱を断裂して8月16日に手術した。

いろいろとリハビリについて調べる機会があったので改めて自分のプログラムを見てみる。

まずこのプログラムに書いてないところとしては手術の前日理学療法士さんが「リハビリやるよー」って病室に来た。術後にはじまるものとばかり思っていたからかなり驚いた。手術前は安静にしているだけなのだけれど、筋力低下を防ぐために1日でも早く、1日でも多く筋トレした方がよいらしい。

そして(自分は過去に逆足も断裂したことがあるので)わかってはいたけど、術後1日目のリハビリというのが一番つらかった。とにかく術後の疼痛が半端なくて夜眠れない。けど起きてるのも痛みで辛いから、必死に寝て現実逃避しようとしているなかで容赦なく「リハビリいくよー」と理学療法士さんが来る。

次にギプス固定の期間だけれども、病院や療法によっては4週や6週という場合があるそうだ。短くても2週。それに対して、いま俺がいっている病院ではギプスはわずか1週間で外れた。かなり短い。

そしてギプス外れた後も、病院によっては7万とかする安全な装具をつけることが多いようだ。が、いまの病院では普通の足首サポーター程度。それで術後2週目からガンガン歩かされる。術後8日目から荷重訓練が開始し、術後14日で全荷重の許可が下りる。

全荷重は、遅い病院では術後5-7週というケースもあるようだ。それと比べるとかなり早い。もちろん早くから歩けるとしても、歩こうとしても痛かったり歩くスピードが遅かったりするのでそのストレスはかなりあるのだけれど、それでもギプスが早く外れ、足を地面につけてもよくなり、行動の自由度が高まるというのは心情的に素晴らしかった。

なにせ、両松葉というのは両手が不自由だ。片足の不自由を補うために、両手が犠牲になる。切符を買う、ケータイをつかむ、ドアを開ける、そうした動作にいちいち立ち止まる必要がある。そして、全体重を手で支えながら歩くことになり、めっちゃ疲れる。人類が獲得した2足歩行能力の偉大さが身に染みてわかった。

そして術後4週で松葉杖無しでの歩行に許可が下りた。いま自分はこの状態

短距離や安全な場所なら杖無し。長く歩く場合や人混みを歩くときは安全のため片松葉。

この後は、術後6週でつま先立ち訓練開始で10週でジョギングの予定。あー早く普通に歩きたい・・・。二度と同じ轍を踏まないよう切実にトレーニングしたい。

が・・早く回復したくて無理に負荷かけすぎると患部がむくむ。という微妙なバランスの毎日を過ごしています。