「ママンゴ」と「けなしもの」についての与太

何年か前に読んだこのコラムがとても好きだ。東京コピーライターズクラブ(TCC)のサイトで連載されていたコラムで、この回は安路さんという方が書いたもの。

いわゆる開き直りが彼の場合、とても面白い。夜、メシ屋で、果物の話になり、「マンゴー」知ってる? 当然のように彼は知らない。じゃ、「パパイヤ」は?これも知らない。話はすすんで、会計をすませ、店を出たときだ。「安路さん、こんど、その「ママンゴ」食べますか」と、言った。ふたつの果物が彼の頭のなかで、「ママンゴ」になっていた。

昨日、このコラムにSのこと書くよ!と言ったら、彼は言ったらしい。
「安路さん、また僕のこと、けなしものにして!」  
けなす+さらしもの=けなしもの! なんと魅力的な言葉だろう。

こういう文章に出会うと幸せだ。

けなしもの!


、、というか、もう年末年始で世の中には休んでる人もいるはずだ。おれも会社にきてるってのは実は夢で、本当はもう仕事なんかしてないに違いない。そうに違いない。そうだそうだ。うん。