RSS広告の米Pheedoが、RSSベースでのBlogへの広告出稿を本格試験

先日、Webフィード.ccのサービスをみて「Blogに出稿できるようにするのかな」と書いたが、中の人がこんなことを書いていた。

RSSのニュースをブログに表示させるというサービスも検討したいところなのですが・・・

ただ、procfeed や RSS Feed: ZOO もサービス終了と、やはり feed roll のようなサービスはトラフィックも半端ではない上に著作権などの問題もあり、サービス継続前提だといろいろと検討課題が多そうです。。

そうか、、。なんだか妄想に走りすぎたのかもしれない。他所から煽るようなマネしてスミマセン、、、。

「Blogs、Feeds、Podcasts」を統合したチャネルに広告を流せる。米Pheedo。

日本ではトランスコスモス社が営業権?を持つ、米国のRSS系広告会社Pheedo。

Pheedoは、2004年春に設立されたRSS広告配信を手がけるベンチャー企業。2004年10月にはブログ広告の交換サービスを運営するBlogsnobを買収しており、現在はTOPIX-NETを初めとした8,000を超えるWebサイト運営者と、パートナーを通じて10,000を超える広告主にRSS広告ソリューションを提供しているという。

そのPheedoが、Multi-Channel Adsの試験を開始すると書いてあった(October 21, 2005. ClickZ)。こっちは明確に「Blogs、Feeds、Podcasts」を統合したチャネルに広告を流せると書いている。

Pheedo has begun testing a program to make it easier for advertisers to create integrated, multi-channel campaigns across blogs, Web feeds and podcasts.

そもそも、RSS自体は広告に最適な媒体ではない。

アイテムとして挿入すればメタデータの純度という意味でフィードの価値が下がるし*1、アイテム内にコンテンツとして挿入すれば、ティッカー型などタイトルしか使わないタイプのリーダーには読まれない。

個人的にはRSSはあくまで、コンシューマーのデスクトップとWebサイト(Blog)とをつなぐ接着剤で、広告媒体として使うのはWebサイト(Blog)というのが、美しい気がしている。

そう考えると単純な「RSSを広告媒体として使えますよ」って話より、

「Blogs、Feeds、Podcasts」を統合した

っていうPheedoのやりかたの方がおもしろそうだ。

先日自分で書いた下の話は、米Pheedoがやろうとしていることなのかもしれない。

三者のサイトにRSSを露出して、消費者の関心とマッチングさせることで付加価値を作り出す形態

とはいえ単純なCGMの広告ネットワークモデルだと、どうしてもAdSenseと競合する気がするんだけれど、、。

うーん。予想ツカネ。つーか自分でなに書いてんだかワカンネ。。

*1:RSS内の広告は「RSSが対象とするデータそのもの」ではなく「対象データに関連したデータ」だ。そもそもRSSファイル内で「広告」というタグに囲まれているべきであるが、現状、そうはなっていない。なったらなったで表示されない操作をされる可能性が高いし。