メディア端末としてのiPod

わくわく感のあるビジネスって、すごいことだ。

iPodで重要なのは、iPodのラインアップに「動画再生機能を搭載したちょっと高めの上位モデル」を用意したわけじゃないということ。iPodをモデルチェンジしたついでに動画再生機能がついたのだ。今からiPodを買えばもれなく動画再生に対応しているのである。

iPodは、既にメディア端末なわけだから、リーチを広げるために当然、全機種対応ってことなんだろうな。端末で稼ぐより、コンテンツ流通経路になると。

リーチを広げるためには「パソコンなんてつかわねーよ」みたいな人でも「iPodかっけぇ」って買ってもらえる魅力と操作性が必要なわけで。

だれか「○○ってかっけぇ」って使えるニュース(RSS)リーダー作ってください、、orz RSSフィード用の「iPod」を作ってください。

既にiTunespodcastRSS)対応してるわけで。そしたらiPodがニュースや天気予報やBlog読める端末になるのは簡単なわけで。そしたらiTunesがパーソナルポータルになる可能性もなくはないわけで。ついでにダッシュボード使えば、remix系、Web2.0系サービスから情報ひっぱるのもばっちりなわけで。一般人にとって操作が難しいことには絶対に手を出さないだろうけど。

iPodをフックに、いまのネット市場(GoogleとかMicrosoftとかYahooとか)がまったく想定していなかった層向けの「メディア」を抑えられるポジションにいつのまにかいる。( はてな:iPod(およびHDD/フラッシュメモリ形プレイヤー)の普及率はどれくらいなのでしょうか?をみると、2005/3現在で普及率10%強と推測。どう見るか。)

かわいそうなRealPlayer。かわいそうなウォークマン

ああわくわくする。「すごい」って、すごいな。予想もつかないことするヒト(企業か)見てるのってわくわくするな。

あんなおもしろそうなことおもいついてみたい。仕事上で思いっきり喧嘩するくらい、その実現に必死になってみたい。