RSSの更新チェックによるトラフィックを削減するための仕様「RSS Ping」

RSSの更新チェックによるトラフィック(けっこう膨大)を削減する仕様を考えている人たちがいる。

いつ提案されたんだこれ? ページに日付がないからわかんね。。既出?

RSS Ping combines RSS item metadata with site update information. It enhances the current ping specification, adding information about exactly what has been updated or published, with the notification that something has been updated. RSS Ping reduces the need to revisit or work done by aggregators and search engines when revisiting the publisher site after being pinged, to provide truly real-time updates for information on the Web.

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超訳
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RSS Ping」とは、RSSアイテムのメタデータと、サイト更新通知とを組み合わせた仕様です。

これにより、現在のWeblogUpdatePingよりも正確に、どのような情報が更新されたかがわかるようになります。

RSS Ping」により、Pingをうけたアグリゲーター検索エンジンが、発行元のサイトを改めて訪れる必要がなくなり、余計な負荷や作業を削減することができます。

RSS Ping 1.0と2.0の二つの仕様がある模様。

RSS Ping 1.0では、標準のRSSのほかに、Payloadという「更新されたPermalinkについてのメタデータのみを含むRSS形式のファイル」をPermalinkごとに用意し、このPayloadのURLをGETでPINGサーバーに投げることで、余計なトラフィックを減らそうというものらしい。

所感

これが標準になるのかどうかはわからないけれど、RSS配信元の負荷を減らす仕様がモサクされているのは理にかなったことだと思う。

RSSがリーダーに登録されると、人が読む読まないに関わらず、リーダーが起動されている間じゅうずっとトラフィックが発生する。これに全部フルコンテンツとか表示してたら帯域があっという間になくなる。

なので負荷の多いRSS配信サーバーでは、HTTPヘッダで「更新されてませんよ(だから帯域使うなコノヤロウ)」と返してやったり、いろいろと工夫する。それでもまぁ結構な量のトラフィックがくるわけだ。

まだRSS使っている人の総数なんてたかが知れているけれど、これがIE7とかで標準装備されてITリテラシない人が全く意識なくガシガシRSS購読するようになったら正直けっこう大変なんじゃないかと思う。細かなところはおれはわからんけれど。

ので。

とりあえずちょっと期待しながらヲチ。

追記

中の人はPing-O-MaticとかWordPressとかwistsとかの人の模様。