梅田氏「ウェブ社会[本当の大変化]はこれから始まる」の記事

おもしろかった。

在野のトップクラスが情報を公開し、レベルの高い参加者がネット上で語り合った結果まとまってくる情報のほうが、権威サイドが用意する専門家(大学教授、新聞記者、評論家など)によって届けられる情報よりも質が高い。

情報を隠すか公開するかの判断が、たぶんこのへんで従来とは変わってくるのだろうと思う。

研究設備が高額になる理系の情報や、情報収集にコストがかかる一次情報等についてはまだそうした兆しは見えない(し、地殻変動が起こるかも読めない)が、「情報の解釈」が重要となる二次情報については(従来、新聞記者、評論家、メディアが担っていた領域)既にパラダイムシフトが起こりかけていると思う。