remixと私的発言の消費

WEB2.0においては、コンテンツの発信側は、素材化し、断片化されることを大なり小なり強要されるのだなあ」

圏外からのひとこと」さんはこんな感想も。↑

個人的には、このご時世、言葉や情報が断片化され、集合的な意識みたいなもんに消化されてくのには抗えないんだなぁと、そのへんは半ば諦め感があります。自分がどう思おうと、他人からしてみればコンビニの新商品と一緒、みたいな。特にhatenaブックマークの消費スピードはものすごい。。

すっごい陳腐な例えで恥ずかしいすけど、Blog(& Web 2.0)という仕組みが普及したことで、従来机の引出しか恋人か友達の手紙入れにしまわれてた個人の私的発言という領域についても、そういう消費の対象になったということなんだと単純に考えてます。

そのことと、Blogに意見を書いてフィードバックをもらえるということとが、裏表の関係になってるので、Blogするしないという選択肢しか残されていないようなところが難しさなんだなあと思います。

変わりつつある知的創造の一部のプロセス(個人がアタマの中で考える、研究室で議論する → みんなでネット上であれこれ言い合う)は、やっぱり体感したいので駄文でも雑文でも、とりあえず書いてみたい。例え消費と裏表でも。

SNSがインフラとして整備されてくると、無制限な消費を防ぐSNSベースのクローズドなBlogなんかも出てきて、そのへんで住み分けできるようになるかな、とかぼんやりと。

逆に、法人という人格は、消費されてナンボという側面があるので、できるだけたくさん消費されましょうってなる、それが「企業サイトにおいて、Web2.0をどうマーケティングに活用するのか」の記事で書いたような姿勢になるのかなぁ。と思います。

、、だらだらと雑文すみません。