SMO(Social Marketing Optimization)の効果測定

kawasakiのはてなダイアリー - SEOとSMO(ソーシャルマーケティングオプティマイゼーション)について

RSSマーケティングガイド: RSS経由のトラフィックはなぜ優良なトラフィックか?(2)キーワードとコンテキスト

あたりから考える。

一般消費者の影響力が増大している

  • 前提となる環境認識:
    • 一般コンシューマーがBlogやSBMでリンクを張り合うことにより、各サイト全体のトラフィックの中で、一般コンシューマーのサイトからのトラフィックが占める比率が増大している。
      • また、一般コンシューマーの視聴行動においても、メジャーサイトの巡回よりも、blog系サイトの巡回の方が増えてきているようだ。(from:ネットレイティングスの営業さんのお話)
      • ついでに、商品購入とかの際に参考にする情報源も、マスメディアより「インターネット」「知人の口コミ」が増えているようだ。(from:宣伝会議05/05/15号「インフルエンサープログラム研究」)
  • ってことはつまり、各サイトのトラフィックにおける、CGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア、Consumer Generated Media)の影響力が増大しているってこと。

CGMからのトラフィックは質も高い

  • Blogの読者はたいていは、書き手と直接知り合いであるか、親近感を持っているか、コンテンツに関心があるかの、どれかだ。
  • ということはそこに書かれたリンクをクリックする時には、既にリンク先のコンテンツに対して、ある程度の信頼感があるか、自分の関心に近いか、どちらかだ。

コミュニティからのトラフィック(Blogからのリンク、SBMからのリンク)は、関心の「コンテキストがマッチしている」

従来の「口コミ」論との違い

  • しかし、これらは自社もしくは第三者が実装したプログラムなりアプリケーションなりの中で、閉じた世界でしか実現できなかった。
  • 友達紹介機能を作ったり、コミュニティを作ったり、掲示板を作ったり、モデレーターを準備したり、、、費用対効果は決して高くない。
  • これが、SBM、Blogによって、自社サイトの外で行われるようになった。

これらのトラフィックにどのようにアプローチするか?

  • じゃぁ具体的にどうこれらにアプローチすんの?
  • ◎Blogを書く
    • 継続的に、パーソナリティを持ったコンテンツを公開することで、コミュニティとの親和性増大
    • トラックバックとかで、紹介しやすさ増大
  • RSSを配信する
    • コンシューマーに継続的に情報を取得してもらえる機会が増える。
    • コンテンツアグリゲーターなど、他のサイトに自動的に取りあげてもらえる。
    • 紹介しやすさ増大
  • ×メールマーケティング
    • 効果はあるんだろうけど、ネガティブ要素が多すぎる。
      • 個人情報コスト、リスクの増大
      • スパムフィルタにひっかかるリスクの増大
      • コンシューマーからの忌避
    • だいたい転送なんて一般人はしないだろ。SBMでブックマークはしたとしても。ってこと考えてもメールよりBlogの方が、圧倒的にCGMへのアプローチとしては適切。

これらのトラフィックをどのように測定するか?

  • で、仮にこういうアプローチがアリだとして。有効に活用するには、個々のアプローチの効果を測定して、良し悪しを判断しないといけない。
  • サイトトラフィックの量に注目する場合
    • ログ解析ツール内で、blogやSBMサービスをリファラーに持つアクセスの総量を計測する

このへんも、Permalinkが重要って話と絡むな。

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誰かが統合しないとな。