RSS配信のメリットは「トラフィック」だという話。

考え方がまとまってきたのでメモ

SEOだけでは重要なトラフィックが抜け落ちる

  • SEOは、検索エンジンのキーワードをフックにしたトラフィック誘導。
  • 現在ではそれ以外に、リンクやコメントによりネットワークされたコミュニティからのトラフィックが無視できなくなっている。
    • 宣伝会議2005年5月15日号「世論を味方につける! インフルエンサー・プログラム研究」みたいな記事とかも参照。購買時に参考にするものは、知人の口コミ+インターネット上の情報、この二つが圧倒的。という記事。インターネットのコミュニティ(blogコミュニティ?)は、知人の口コミであり、インターネット上の情報でもある。)
    • 個々は少量のトラフィックであっても、ロングテールとかの考え方からすると無視できない。むしろ重要。しかも、少量ではあっても、すでにコミュニティ内で情報の信頼性が高められた状態のトラフィック

サイトの集客増には,SEOに加えて“SMO”対策も必要だ

  • この、「コミュニティからのトラフィック」を適切に活用することで、企業サイトはトラフィックの増大・最適化を行うことができる。
  • このコミュニティはsocial media、consumer generated media(=CGM)などと呼ばれ、その活用方法(optimization)において下記のようなSEOとの対比がなされている。

サイトの集客増には,SEOに加えて“SMO”対策も
http://zen.seesaa.net/article/2007156.html
SEO vs. SMO
Keywords vs. Community
Content vs. Conversation
Content Consumers vs. Content Creators

    • SEO + SMO により、効果的なトラフィックを最大化できる。
    • Blogツールを活用し、バックエンドでRSSを配信することで、SEOとSMOを同時に達成できる。
  • 以下は特にRSSに絞った話。

SMOを効果的に実施するには、RSSが必要だ

↓以下証言。

証言1:
RSSはブロガー向けのプレスリリース
http://www.fladdict.net/blog-jp/archives/2005/05/rss_1.php

人々が一次情報源とのアクセスを放棄し、まとめやSBSによる選別された情報に頼るのならば、情報伝達ゲームのルールは1to1のパーソナライズよりも、いかにアルファブロガーに紹介されるか、はてなのホットエントリー化するかと形にシフトしていくのだと思う。露出が多ければ多いほどロングテールとの相性もよいし。

で、奇妙な話なんだけれど、実はRSS配信っていうのはユーザーにリーチする為のツールではなく、ブロガーやSBSに情報をリーチさせる為にこそ有効なんじゃないだろうか、とか最近思うようになってきた。

証言2:RSSギークへのリーチ
http://feeds.feedburner.com/bulknews?m=161

RSS feed がないってのはダメなサイトを判別する手段だ、と。たとえプレオープンでコンテンツが何もなくても、RSS フィードがあればとりあえず登録しておける(E-mail と違って、つまんなければ後で削除はカンタン)。フィードがないってことは、もう二度と来なくてもいいよ、というサインですらあるのだ、ってな感じですね。