Bloglinesの高機能化とSocialBookmark


Bloglinesを買収した会社、アスクジーブスの日本版、Ask.jpのロードマップが発表された。それを見て思う。


Bloglines、いまはsubscriberベースのリコメンデーションしかないが、clickベースのリコメンデーションがほしい。要は、コンテンツのタイトルをクリックすると、それがカウントされて、同じコンテンツをクリックした人がたくさんクリックしたほかのアイテムが見れる、みたいな。


ついでに、コンテンツクリック傾向が似ている人同士でクラスタリングして、リコメンデーションしてほしい。そんな複雑じゃなくても、amazonのシミラリティサーチみたいなのでいいから。


アスクジーブスに買収されたってことは、Theomaのクラスタリング検索が統合されるってことなんだろうから、楽しみではある。


下記の記事を読む限り、TheomaはSNSと相性がよさそうだし。

Teomaは、1998年にジョン・クラインベルグ氏が提唱した「サブジェクト・スペシフィック・ポピュラリティ」に基づいている。同時期にGoogle の設立者であるラリー・ペイジ氏らが提唱した「リンク・ポピュラリティ」と異なる点は、各サイトを検索する際に、被リンク数だけを参照するのではなく、各サイトをクラスターに分類し、各クラスターのエキスパートにリンクされているかどうかなどオーソリティ(権威)度を分析する点だという。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/05/10/7528.html


それからBloglinesは、アイテムの期間選択がセレクトボックスで現在からさかのぼって○○時間、しかないので、「そういえばあの日こんなニュースが、、」みたいなのができない。できるといな。


ソーシャルブックマークでは、はてなが先行しているが、RSSリーダーの機能ではやっぱりBloglinesが使いやすい。既読/未読のふりわけがスマートだから。


bloglinesも、アイテムへのコメント付加、と共有に基づくリコメンドの実装が進めば、ソーシャルブックマークの部分ではかなり強力になるはず。

フォークソノミーfolksonomy)、タギング、ブックマーキング、RSS購読、サーチ、ソーシャルネットワーク。この統合だれがどうやるか、すげぇ楽しみだ。