コンテンツの伝播/再利用を、ポジティブに活用するために
企業にとって「自社のコンテンツを再利用される」という話は、だいたい「とんでもない! 商用利用はもちろん絶対不可だし、見出し使われるだけでも法務を通す必要が、、」みたいになりがち。
でも、BlogをはじめとしたCGM(各種口コミ、コミュニティサイト含む)が発達したインターネット環境では、ある程度コンテンツ伝播/再利用の余地を作ることで、口コミとかで信頼性を付与されたトラフィックとなって帰ってくる可能性がある。まぁアフィリエイトの適用範囲が大きくなったようなもんかもしれない。
で。そのためにWEBサイト側はどんな準備をすればいいのか、考え中。
下のは試案。
- Permalink
- 一意なリンクを保証し、言及を可能に
- 言及してくれた相手のコストを無駄にしない
- RSS
- 情報を求める相手に対して更新情報を適切に通知
- コンテンツの再利用可能範囲を明確化
- UpdatePing
- WeblogUpdatePing
- RSSを利用した最新情報検索などに対応
- そのほかロボットを使った再利用者に対する適切な通知
- Creative Commons “by-nd”
- クリエイティブコモンズの「帰属明示-同一性保持」を採用
- RSS化した範囲では、引用元、リンク先を書き換えない限り、再利用自由とする。
- コンテンツを再利用する側の法的リスクを下げて、remixの余地を作る
- 無制限な再利用をされたくない場合は、ここで調整
- 現状はけっこうグレーゾーンのまま運用されてる
- Trackbackability
もちろん、コンテンツ自体が価値のあるものでないと伝播なんてしていかないし、そこからのトラフィックも期待できない。
ツールができるのは、下記のBを強化することだけで、Aがゼロやマイナスならそれ相応の効果しかない。
A.コンテンツのおもしろさ × B.紹介しやすさ = 口コミ効果