Askはトップがこんな発言してるけれど、どう軸足おいてくるんだろうか
Askの直接のトップじゃないんだろうけれど。
検索エンジンの米アスク・ジーブス社を買収した総合インターネット企業、米IACインタラクティブコープ社のバリー・ディラーCEOは、ブログやビデオ編集ソフトウェアを利用する一般ユーザーが、エンターテインメント業界にとって大きな脅威になるとの考えを一蹴した。
「才能のある人間など、世の中そうはいない。本当に才能のある人は数少ないのに、そんな人がいまだ見出されず、何人も埋もれているはずがない」
これはWebのなんてんゼロとかそういう話ではなく、消費者生成メディア(Consumer Generated Media, CGM)に近い話だな。
この見解は、日本では既に反証されてるんじゃないか。「電車男」「マイヤヒ」「のま猫」といったマスターゲットかつメガヒットとなるコンテンツ(トラフィックの恐竜の首から上)が、名無しさんの集合によっても作られ得る*1のは、既に現実に裏付けされているんだし。
ついでに恐竜の首から下、胴体、尻尾までを考えたらCGMって外せないよね、みたいな共通理解はまだ少数なんだろうか。
頭だけを考えるのであれば、確かに万人にとってmixi、2ch、blogよりもstickyなコンテンツを作ろう、ってのはハードル高いけれども。そんなのは旧来大手の映画会社さんとか、ゲーム会社さんとかにお任せしますよ。
追記
橋本大也さんのプレゼンがよくまとまってた。
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003876.html
花、枝、幹の分類と役割がすばらしい。
一方でオライリーさんの比喩は素敵
「Web2.0は星座」ときましたですよ。
米オライリー・メディア社のティム・オライリー最高経営責任者(CEO)は、ウェブ2.0のことを「参加のアーキテクチャー」――デスクトップ・アプリケーション、ブログ革命、あるいはセルフサービス広告などに匹敵する各種ウェブ・アプリケーションを、星座のようにつないだ構造――と定義する。
確かに、星の価値から星座の価値へ、ってイメージですな。
*1:真偽はともかく